
「複利ってよく聞くけど、何?」
「複利計算をすると、どれくらいお金が増えるの?」
「投資信託や株で複利を活かすって、どういう意味?」
複利とは、増えた利息や利益を再び運用に回すことで、利益がさらに利益を生む仕組みです。
- 複利とは?単利とは?
- 10万円を年利5%で運用した場合の複利計算
- 投資信託や株で複利を活かす考え方
- 電気主任技術者(三種)
- 第一種電気工事士 / 第二種電気工事士
- 家電の電気代を実測して検証
- 修理・掃除・節約を実体験ベースで解説
「複利はすごい」と聞いたことはあっても、実際には、複利?単利?まずはこの違いが分かりにくいですよね。
複利
利益を再投資してさらに利益を生む仕組み
単利
最初の元本だけに利息や利益がつく仕組み
たとえば、10万円を年利5%で運用した時
単利では10年後に150,000円ですが、
複利では約162,889円になります。
この記事では、複利と単利の違いを10万円・年利5%のシミュレーションを使って、投資初心者にもわかりやすく解説します。
複利計算とは?利益が利益を生む仕組み
複利は「元本+利益」に利息がつく
10万円を金利5%で運用したとしましょう。

(元本10万円+前年利子)に、5%をかけた利子が毎年増えていくのです。
1年目より2年目、2年目より3年目の利益が増える
1年目は、5,000円
2年目は、5,250円
3年目は、5,512円
増え方が、加速していくのが複利のすばらしさです。
投資商品としては、
銀行定期預金・貯蓄型保険・
投資信託(無分配型・分配金再配当型)
※銀行の定期預金も立派な投資です。銀行が定期預金を企業などに貸して投資しています
単利とは?元本にだけ利息がつく仕組み
単利は毎年同じ金額の利息がつく
今回も10万円を投資して5%で運用したと考えます。

単利は、元本である10万円に対して、金利を掛けて利子をつけるので、
1年、2年たっても、利子は一定です。
増え方が分かりやすい反面、長期では複利に差をつけられる
1年目は、5,000円
2年目は、5,000円
3年目は、5,000円
と一定ですので、複利と比べれば
増え方が少なくなります。
投資商品としては、
国債・社債・投資信託(分配型)
複利と単利の違いを表で比較

グラフから分かる様に、
単利は年月に比例して増えています。
複利は年月の経過だけでなく
加速的に上昇スピードが速くなります。
| 年数 | 複利 | 単利 |
|---|---|---|
| 0年 | 100,000円 | 100,000円 |
| 1年 | 105,000円 | 105,000円 |
| 5年 | 127,628円 | 125,000円 |
| 10年 | 162,889円 | 150,000円 |
10年後の差は約12,889円
10万円の投資をして、
それぞれ増え方が違います。
複利は、162,889円 62,889円が増加。
10年間で62%増えました。
単利は、150,000円 50,000円が増加。
10年間で50%増えました。
期間が長くなるほど複利の差は広がる

同じ条件で20年経過すると、
・10年投資より複利と単利の差が開いた
・複利の増え方が、さらに加速しました
【ポイント】
お金を増やす取り組みをするのは、早ければ早いほど増えやすい。
もっと増やす方法
例えば、10万円に合わせて毎月1,000円追加の資金をプラスした場合はどうでしょう?

単利と複利の差は、
複利は、10万円+追加12万円 = 22万円
最終金額333,371円
約11.3万円増 (52%増)
単利は、10万円+追加12万円 = 22万円
最終金額288,000円
約6.8万円増 (31%増)
毎月1,000円積み立てすると、
・複利の利益は、6.2万円 ⇒ 11万円
・単利の利益は、 5万円 ⇒ 6.8万円
単利が増えなかったのは、元本にしか金利が付かないので「複利の力」が無いからです。
【ポイント】
〇複利は、少額でも積み立てると相乗効果でさらに金額が増える。
〇最初の資金が無くても、積立だけでも増やすことができます。
投資信託で複利を活かすには?
分配金を受け取らず再投資する
投資信託は、株のセットなので投資先からの配当金があります。
その配当金を投資信託を購入している人に
分配(分配金)します。
これが先ほどの説明の利子に相当します。

投資信託によっては、この分配金でさらに同じ投資信託を購入するタイプがあります。
これを無分配型とか分配金再配当型と言います。
このタイプの投資信託は、、先ほどまでの複利説明を同じ構造になるのです。
投資信託の説明をした記事はこちら👇

長期投資ほど複利効果を感じやすい
複利は、時間を掛ければ加速的に増えていくので、
・少額でもいいので、長期投資を始める。
・早く投資を開始すれば、長期運用できる。
株で複利を活かすには?
配当金を使わず再投資する
株は、半年に1度配当金が支払われる事があります。
その配当金で、株を買う事で複利の状態になります。

別に同じ株を買う必要はなく、他の株を購入してもいいのです。
現金として残しておくと、お金が働いてくれませんので、どこかに投資しましょう。
株についての説明した記事はこちら👇

複利はすごいが、必ず増えるわけではない
年利5%はあくまで計算例
例として年利5%で計算しました。
2026年現在では、(参考)
・銀行の定期預金は1年間限定 1.4%
・個人向け10年国債 変動金利1.55%
投資信託は、20%ぐらいの成果を出している商品もありますので、
一概に5%が高いとも、低いとも言えません
投資信託や株は元本割れすることもある
投資信託・株は、元本割れする事もあります。
『元本割れするかもしれない』が皆さんの恐れる所ですね。
・銀行、郵便局に預けます。
・自宅にお金を保管します。
ただ、銀行も倒産の可能性があり、過去には実際につぶれています。
又、自宅に保管すると、盗難や火災のリスクもあります。
どこにお金を置いていても絶対に大丈夫という事は無いのです。

日本の大企業を思い浮かべて、その大企業が倒産する可能性と
銀行が倒産するリスク、自宅で保管するリスクを比較してみましょう。
心配なら、分かりやすいマンガで投資本を読んでみよう👇
長期・分散・積立でリスクを抑える考え方が大切
例えば、車メーカーの株(ト〇タやホ〇ダ)しか持っていなければ、
両社に共通する事が発生すると、両方の株価が下がってしまう事があり得ます。
例えば、車メーカー株とゲーム会社の株を買えば、共倒れする可能性が低くなります。
日本の株だけなら、海外の株も持つなどある程度分散して購入するとリスクが下がります。
さらに、積立投資を長期で運用する事で、急な株価の下落や上昇があっても
平均されるので、ローリスク・ローリターンになります。
まとめ|複利計算を理解すると長期投資の大切さが分かる
- 複利は利益を再投資する仕組み
- 単利は元本にだけ利息がつく仕組み
- 10万円を年利5%で10年運用すると、複利は約162,889円
- 投資信託や株では、利益や配当金を再投資することで複利効果を狙える
- ただし投資は必ず増えるわけではないため、リスク理解が大切
- 早く投資を始めて、長期間取り組むと増える可能性が高い




