エコキュートは電気代の何%を使っている?30日間の実測で分かった節約効果

エコキュートの湯量を160Lから140Lに減らした時の電気代と消費電力を30日間実測した比較画像

エコキュートって、家の電気代の中でどれくらい使っているの?
湯船のお湯を160Lから140Lに減らしたら、本当に電気代は安くなるの?

家全体の1か月電気代が15,300円だったため、エコキュートが占める割合は約17%という結果になりました。

✔ この記事でわかること
       
  • エコキュートの湯量を160Lから140Lに減らした時の実測電力量
  •    
  • 30日間でエコキュートが使った電気代の目安
  •    
  • 家全体の電気代に対してエコキュートが占める割合
👉この記事はこんな人が書いています
ゆるおじプロフィール
  • 電気主任技術者(三種)
  • 第一種電気工事士 / 第二種電気工事士
  • 家電の電気代を実測して検証
  • 修理・掃除・節約を実体験ベースで解説

エコキュートは便利ですが、毎日お湯を沸かすため、電気代がどれくらいかかっているのか気になりますよね。

「エコキュートだけで何円くらい使っているの?」
「湯船のお湯を少し減らせば節約になるの?」
と感じる方も多いと思います。

そこで今回は、エコキュートの電力を測定できる機器を使い、5月9日から6月7日までの30日間、実際の消費電力を測定しました。

途中の5月18日からは、湯船に張るお湯の量を160Lから140Lに変更
その結果、使用電力量に大きな差が出ました。

この記事では、実測データをもとに、エコキュートの電気代と節約効果を分かりやすく紹介します。

エコキュートの電気代を30日間測定してみた

測定期間は5月9日から6月7日まで

今回の測定期間は、5月9日から6月7日までの30日間です。
エコキュート専用の電力を測定し、1日ごとの使用電力量を確認しました。

測定器具は200V対応のスマート電力計を使用

エコキュートは200V機器のため、一般的なコンセント式の電力計では測定できません。
今回は、200Vにも対応したクランプ式のスマート電力計を使って測定しました。

※配線部分の作業は感電や火災の危険があるため、電気工事士などの有資格者による作業が必要です。


湯船の湯量を160Lから140Lに変更

5月18日から湯量を140Lに変更

最初は湯船に張るお湯の量を160Lに設定していました。
その後、5月18日から湯量を140Lに変更しました。

お風呂の使い心地を大きく変えずに、どのくらい電気使用量が変わるのかを確認しました。


160Lと140Lの消費電力を比較

5月9日~6月7日まで測定した消費電力のグラフです👇

160Lの時は1日平均5.1kWh

湯量160Lの時、エコキュートの1日あたりの使用電力量は平均5.1kWhでした。

電力単価22円で計算すると、
5.1kWh × 22円 = 約112円/日

30日続いた場合は、
5.1kWh × 30日 × 22円 = 約3,366円/月


140Lの時は1日平均3.5kWh

湯量を140Lに減らした後は、1日あたりの使用電力量が平均3.5kWhになりました。

電力単価22円で計算すると、
3.5kWh × 22円 = 約77円/日

30日続いた場合は、
3.5kWh × 30日 × 22円 = 約2,310円/月


20L減らすと約31%の削減になった

比較表を入れると強いです。

湯量1日平均使用電力1日電気代目安30日換算
160L5.1kWh約112円約3,366円
140L3.5kWh約77円約2,310円
1.6kWh約35円約1,056円

今回の実測では、湯量を160Lから140Lに減らすことで、1日あたりの使用電力量は1.6kWh減少しました。

割合で見ると、

1.6kWh ÷ 5.1kWh = 約31%削減

たった20Lの違いですが、毎日使うエコキュートでは大きな差になりました。


30日間のエコキュート電気代は約2,648円

今回の30日間で、エコキュートが使用した電力量は合計120.38kWhでした。

電力単価22円で計算すると、
120.38kWh × 22円 = 2,648円

実際には電気料金プランや燃料費調整額、再エネ賦課金などで変わりますが、目安としては1か月約2,600円台という結果でした。


家全体の電気代に対するエコキュートの割合

同じ月の家全体の電気代は15,300円でした。エコキュートの電気代は約2,648円だったため、

2,648円 ÷ 15,300円 = 約17%

つまり、今回の家庭では、家全体の電気代のうち約17%がエコキュート分という結果になりました。


エコキュートの電気代を下げるなら湯量の見直しが効果的

まずは湯船の量を少し減らしてみる

エコキュートの節約というと、設定温度や沸き上げ設定に目が行きがちです。
しかし、今回の実測では、湯船のお湯を160Lから140Lに減らすだけでも大きな差が出ました。

家族が問題なく入浴できる範囲であれば、湯量を少し減らすのは手軽な節約方法です。

ただし季節や使い方で結果は変わる

今回の結果は、5月から6月にかけての測定結果です。
冬場は水温が低くなるため、エコキュートの消費電力は増える可能性があります。

また、家族の人数、シャワーの使用量、追いだきの回数、タンク容量、設定温度によっても結果は変わります。

そのため、今回のデータはあくまで一家庭での実測結果として参考にしてください。

電力単価を下げる方法が一番効果的です👇

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まとめ|エコキュートは湯量を見直すだけでも節約できる

今回は、エコキュートの消費電力を30日間測定し、湯船の湯量を160Lから140Lに変更した場合の違いを比較しました。

項目結果
160L時の1日平均5.1kWh
140L時の1日平均3.5kWh
1日の削減量1.6kWh
30日換算の節約額約1,056円
30日間の合計使用電力120.38kWh
30日間の電気代目安約2,648円
家全体の電気代に占める割合約17%

エコキュートは毎日使う設備なので、小さな設定変更でも1か月単位では大きな差になります。

「お風呂の電気代を少しでも下げたい」と思う方は、まずは湯船のお湯の量を10L〜20Lほど減らしてみるのがおすすめです。

今後も測定を続けて、分かった事があれば報告します!!


少しでも、電気代を下げて物価高に対抗しましょう👇

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