
・チキンティッカマサラを自宅で作ってみたいのですが、本格的なスパイスカレーは材料をそろえるのが難しそうです。
・スーパーやネットで買えるスパイスだけでも、お店のような濃厚で香りのよいカレーを作れるのでしょうか?
チキンティッカマサラは、クミンシード、ターメリック、ガラムマサラなど、比較的手に入りやすいスパイスで作れます。ライスはもちろん、ナンとの相性も抜群です。
- 家庭で作れるチキンティッカマサラの材料
- スパイスの香りを引き出す炒め方
- 生クリーム・ヨーグルト・牛乳を使った仕上がりの違い
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市販のスパイスで作るチキンティッカマサラ
スパイスカレーを作ってみたいけれど、専門店に行かなければ材料がそろわないと思っていませんか?
今回作るのは、スーパーやネット通販で購入できるスパイスを使った、家庭向けのチキンティッカマサラです。

クミンシードの香ばしい香りに、ターメリックとガラムマサラを加え、トマトと玉ねぎのうま味をしっかり引き出します。最後に生クリームやヨーグルト、牛乳を加えることで、辛さの中にもコクのある、まろやかな味に仕上がります。
少し工程は多いですが、特別に難しい作業はありません。
休日にじっくり作りたくなる、いつものカレーより少し本格的な一皿です。ライスでもナンでも、お好みの食べ方で楽しんでください。
チキンティッカマサラの材料
材料・4~5人前
- 玉ねぎ:大1.5~2個
- ショウガ:15g
- ニンニク:3片
- トマトまたはトマト缶:400g
- 鶏モモ肉:1枚
- 油:大さじ5~6
- 塩:小さじ2.8を目安に調整
- コショウ:少々
- クミンシード:小さじ1
- ターメリックパウダー:小さじ2
- ガラムマサラ:大さじ4
- 砂糖:小さじ1
- レッドチリまたは一味唐辛子:小さじ0.3
- 生クリーム、ヨーグルトまたは牛乳:180ml
- バター:10g
※牛乳を使用する場合に加えます。
塩の量は、使用するトマト缶や乳製品によって感じ方が変わります。最初から全量を入れず、最後に味見をしながら調整するのがおすすめです。
使用する主なスパイス
今回使用するスパイスは、次の3種類が中心です。
クミンシード
カレーらしい香りを出すために欠かせないスパイスです。

油の中で炒めることで香りが引き出され、料理全体に香ばしさが広がります。スーパーのスパイス売り場やネット通販でも購入できます。

S&B エスビー食品 ORGANIC SPICE 袋入り有機クミンシード 13g
ギャバン 業務用 クミンシード ホール 袋(100g)【ギャバン(GABAN)】
ターメリックパウダー
カレーの黄色い色を出すスパイスです。

独特の香りがありますが、油と一緒に炒めることで、ほかのスパイスやトマトとなじみやすくなります。
㊟白い器に直接入れるのはやめましょう。皿に色が写ってしまいます。
ガラムマサラ
複数のスパイスを組み合わせたミックススパイスです。

商品によって配合や辛さが異なるため、初めて使う商品では、少しずつ加えて香りや辛さを確認してください。
レッドチリ・一味唐辛子
カレーに辛さを加えるスパイスです。唐辛子を粉状にしたものです

今回の分量は小さじ0.3ですが、辛いものが苦手な場合は減らしても問題ありません。子どもと一緒に食べる場合は、入れずに作り、大人の分だけ後から追加する方法もあります。
チキンティッカマサラの作り方
1.材料を切る
ニンニクとショウガをみじん切りにします。


玉ねぎも細かくみじん切りにし、鶏モモ肉は食べやすい一口大に切ります。


玉ねぎは細かく切るほどソースになじみやすく、なめらかなカレーに仕上がります。
2.トマトを切る
生のトマトを使用する場合は、細かくみじん切りにします。
今回は、貰い物のミニトマトで作っています

トマト缶を使用する場合は、ホールトマトをあらかじめ軽く潰しておくと、後の工程が楽になります。
3.鶏肉の表面を焼く
一口大に切った鶏肉に、塩とコショウを軽く振ります。
フライパンを中火以上で熱し、鶏肉を入れて約5分間、表面を焼きます。

この時点で中まで完全に火を通す必要はありません。表面に焼き色を付けることで、香ばしさとうま味を加えます。
4.鶏肉を取り出す
表面を焼いた鶏肉を、油や肉汁ごと別の皿に移しておきます。
後ほどカレーソースに戻すため、フライパンに残った油や肉汁も捨てないようにしましょう。
5.クミンシードを炒める
大きめのフライパンに、油大さじ5~6を入れます。
クミンシード小さじ1を加え、中火で炒めます。油に香りを移していきます。

最初はクミンシードからパチパチと音がします。次第に音が静かになり、香ばしい香りが出てきたら次の工程に進みます。
焦げると苦味が出るため、火が強すぎる場合は少し弱めてください。
6.ニンニクとショウガを炒める
クミンシードを炒めたフライパンに、みじん切りにしたニンニクとショウガを加えます。

中火で、生のニンニクやショウガ特有の青臭い香りがなくなるまで炒めます。
焦げやすいため、フライパンの底を混ぜながら加熱してください。
7.玉ねぎを炒める
みじん切りにした玉ねぎを加え、中火で炒めます。
玉ねぎがしんなりして、全体のかさが減るまでじっくり炒めてください。

時間に余裕がある場合は、薄い茶色になるまで炒めると、甘みとコクがさらに強くなります。

8.パウダースパイスを加える
玉ねぎがしんなりしたら弱火にします。
次の材料を加えて、約2分間炒めます。
- ターメリックパウダー:小さじ2
- ガラムマサラ:大さじ4
- 砂糖:小さじ1
- レッドチリまたは一味唐辛子:小さじ0.3
パウダースパイスは焦げやすいため、必ず火を弱めてから入れます。

フライパンの水分が少なく、焦げ付きそうな場合は、少量の水を加えても構いません。
9.トマトを加えて蒸し焼きにする
細かく切ったトマト、またはトマト缶400gを加えます。

トマト缶を使用する場合は、水100mlも追加してください。
全体を混ぜたら蓋をして、約5分間蒸し焼きにします。
10.トマトの水分を飛ばす
蓋を外し、トマトを潰しながら炒めます。
余分な水分を飛ばし、玉ねぎ、トマト、スパイスを一体化させます。
フライパンの表面に少し油が浮いてくるようになれば、ソースがしっかり炒められた目安です。

11.鶏肉を戻して煮込む
別皿に移しておいた鶏肉を、皿に残っている油や肉汁ごとフライパンに戻します。
カレーソースと鶏肉を混ぜ、蓋をして約5分間煮ます。

鶏肉の大きさによって火の通り方が変わるため、中心部までしっかり加熱できていることを確認してください。
12.乳製品を加える
生クリーム、ヨーグルト、牛乳のうち、好みのものを180ml加えます。
牛乳を使用する場合は、コクを補うためにバター10gも加えてください。

ヨーグルトは急激に加熱すると分離しやすいため、あらかじめ常温に近づけ、弱火で少しずつ混ぜるのがおすすめです。
13.煮込んで塩で味を調える
沸騰してきたら、焦げ付かないようにゆっくり混ぜながら約5分間煮ます。
最後に塩を加え、味を調えたら完成です。

塩は小さじ2.8を目安としていますが、トマト缶や乳製品の種類によって味が変わります。最初は少なめに入れ、味見をしながら追加してください。
生クリーム・ヨーグルト・牛乳の違い
チキンティッカマサラの仕上がりは、最後に加える乳製品によって変わります。
生クリームを使う場合
最も濃厚でクリーミーな味になります。
スパイスの辛さがまろやかになり、お店で食べるようなコクのあるカレーに仕上がります。
本格的な濃厚さを楽しみたい人におすすめです。
ヨーグルトを使う場合
さっぱりとした酸味のある仕上がりになります。
生クリームより軽く、トマトの酸味ともよく合います。ただし、加熱方法によっては分離することがあるため、弱火で少しずつ混ぜてください。
無糖のプレーンヨーグルトを使用します。
牛乳を使う場合
家庭にある材料で手軽に作れるのがメリットです。
生クリームと比べるとあっさりしますが、バター10gを加えることでコクを補えます。
牛乳は強火で煮立て続けると分離しやすいため、加えた後は弱めの火で煮込みましょう。
おいしく作るためのポイント
クミンシードは焦がさない
クミンシードは油で炒めることで香りが出ますが、黒くなるまで焦がすと苦味が出ます。
パチパチという音が落ち着き、香ばしい香りがしてきたところで、ニンニクとショウガを加えます。
玉ねぎをしっかり炒める
玉ねぎの炒め方で、カレーの甘みとコクが変わります。
最低でもしんなりするまで炒め、時間がある場合は少し茶色になるまで炒めてください。
パウダースパイスは弱火で炒める
ターメリックやガラムマサラは焦げやすいため、火を弱めてから加えます。
焦げ付きそうな場合は、少量の水を加えて炒めると失敗しにくくなります。
トマトの水分を飛ばす
トマトを加えた後、蓋を外してしっかり水分を飛ばすことも重要です。
水分が多く残っていると、味が薄く、トマトスープのような仕上がりになってしまいます。
塩は最後に調整する
カレーは塩が少なすぎると、スパイスの香りがあっても味がぼやけます。
一方で、使用するトマト缶やバターによって塩分量が変わるため、最後に少しずつ加えて調整してください。
ライスにもナンにも合う
完成したチキンティッカマサラは、ライスとナンのどちらにもよく合います。
ライスと食べる場合は、少し水分を飛ばしすぎず、ソースを多めに残すのがおすすめです。
ナンと食べる場合は、少し濃いめに煮詰めると、カレーがナンに絡みやすくなります。
そのほか、次のような食べ方も楽しめます。
- ターメリックライス
- バターライス
- サフランライス
- チャパティ
- バゲット
- トースト
翌日に残った場合は、チーズをのせてカレードリアにアレンジしてもおいしく食べられます。
辛さは調整できる?
辛さはレッドチリや一味唐辛子の量で調整できます。
辛いものが苦手な場合は、レッドチリを入れずに作っても問題ありません。ガラムマサラにも辛味が含まれている商品があるため、使用する商品の表示を確認してください。
もっと辛くしたい場合は、レッドチリを少しずつ追加します。
一度に大量に加えると辛さを戻せないため、味見をしながら調整しましょう。
チキンティッカマサラは翌日もおいしい
チキンティッカマサラは、作った当日だけでなく、翌日にもおいしく食べられます。

時間を置くことで、鶏肉や玉ねぎ、トマト、スパイスの味がなじみます。
保存する場合は、粗熱が取れたら清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。
食べるときは鍋や電子レンジで、中心部まで十分に温めます。水分が少なくなっている場合は、牛乳や水を少量加えると、なめらかさが戻ります。
まとめ
チキンティッカマサラは、クミンシード、ターメリック、ガラムマサラなど、スーパーやネット通販で購入できるスパイスで作れます。
作り方のポイントは、次のとおりです。
- クミンシードを油で炒めて香りを出す
- 玉ねぎをしっかり炒める
- パウダースパイスは弱火で炒める
- トマトの水分を飛ばして味を凝縮する
- 最後に乳製品を加えてまろやかに仕上げる
生クリームなら濃厚に、ヨーグルトならさっぱりと、牛乳なら手軽な味に仕上がります。
ライスでもナンでも楽しめる、少し本格的なスパイスカレーです。いつもの家庭用カレーとは違う味を楽しみたい日に、ぜひ作ってみてください。
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